2017.11.21

無名な産地を悲願の日本一へ導いた、ある農家の地道な戦略

生産を原点に、できることを無理なく。

ペットボトル緑茶の急速な普及で、いわゆるリーフ茶の需要が停滞している。その中で、質の向上を目指しつつ積極的に海外進出を図っているのが、長崎県東彼杵町の「そのぎ茶」。日本茶のブランドとしてはあまり知られていないが、今年の全国茶品評会で日本一に輝くなど、国内での評価も急上昇中だ。その飛躍を支える中心的な役割を果たしているのが、若手生産農家のユニット「Tsunagu Sonogi Tea Farmers」。リーダーの大山良貴さんに、取り組みの内容を詳しく聞いた。