KUNISAKI SEVEN Project
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Kunisaki-shi,Oita,Japan
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US
ミッション
江戸時代から畳表の素材として使用されてきた七島イですが、現在では生産者が7軒しかない稀少な素材です。大分県国東市で伝統を受け継ぐ工芸士らが、日本製品のマーケティング知見を持つ米国デザイナー/プロデューサーの能力を生かして上流層向けに工芸品を開発・改良し、米国での販路開拓と需要喚起を行います。
日本人のライフスタイルは欧米の文化を取り入れ成熟してきましたが、今や米国都市部では「和」がブランド化しており、世界のマーケットへアピールを試みます。
プロダクトについて
2014年、世界農業遺産に認定された国東半島宇佐地域。この土地で江戸時代から畳表の素 材とされてきたのが「七島イ(しっとうい)」です。耐久性に優れていることから柔道の畳として利用され、また火に強いことから東北地方の囲炉裏の周辺素材としても使われてきました。現在の生産農家はわずか7軒、しかも1農家で編めるのは1日2畳程度。そんな希少な七島イで、現代の暮らしにもよく馴染むクッションやインテリア雑貨をつくりました。350年間受け継がれつづけてきた歴史の上に腰掛け、手で触れ、その感触を確かめてみてください。
プロダクトラインナップ
プロジェクトの過程
プロジェクトにかかった費用
1000 万円
- 円
日本 - 円
海外 - 円
87 万$
取引先:Tortoise General Store(アメリカ、和雑貨店)
なし
海外進出によって七島イに関わる事業者全体に良い刺激が生まれ、国内の動きも活発化されています。七島イの雪駄や草履を愛用してくださっている方々の中には横綱の白鵬関やタレントのIVANさんの姿も。相撲の頂点を極める白鵬関と国際的に活躍するIVANさんは、七島イを世界へアピールする存在となってくれそうです。
プロジェクトチーム