Q40

メディア取材を受ける際の注意点とは?

3 answers

A1

回答日
 2017.03.17

一瞬で好印象を与え、理解してもらえる工夫が必要

まず、余裕をもって対応できる準備と心構えが必要でしょう。誰かしら必ずブースにいる体制を整え、突然取材依頼がきた場合でも、誰がどう対応するのかを決めておくことです。 取材対応で難しいのが、時間軸のあるメディアや映像。撮影時間が10分だとしても使われるのはほんの一瞬です。発声、身だしなみ、分かりやすいビジュアルによる訴求など、一瞬で好印象を与え、理解してもらえる工夫が必要です。

雑誌やWEBメディアの場合は、映像に比べると余裕をもって対応がしやすいです。ただ、撮影されることにも慣れたおいた方がよいかもしれません。立ち位置はフォトグラファーと会話をして良い場所を選びましょう。背景が整理されていて、ブランドネームが入り、顔や製品に照明が当たるという場所が一般には望ましいと思います。

ちなみに、取材されたからといって必ず取り扱われるわけではありません。番組や記事の意図にハマるものが扱われます。どのような主旨の取材なのかを確認し、取材の場で情報発信の仕方をアレンジできると扱われる確率は上がるかもしれません。

取材後は、「不明な点があれば気軽に連絡して欲しい」「窓口はここだ」、と伝えるようにしましょう。 あと、人的対応を補い、取材後のフォローツールとなるのがプレスリリースです。以下、プレスリリースを受け取る側からの個人的なリクエストです。

・文字はコピー&ペーストできる

・写真は商品単体やイメージ画像など数パターンほしい。WEBの場合は、縦位置は使いづらく、仮に縦位置しかない場合もトリミングして横位置にも対応できること

・配布方法は、USBかダウンロードURLを記載したカードが今の主流  ※CDやDVDは出張先のPCにドライブが付いていない場合がある

・封筒は内容が把握しにくい(私は好みません)

ちなみにプレスに流通向けのプライスリストを渡す必要はありません。

取材する側は数えきれないほどの展示を巡るので、思い出しやすく、かつ記事に加工しやすいツールを用意できるのが望ましいです。ただ、大きくて重いツールは敬遠されます。そういった理由もあり、ここ数年のトレンドは、目立つがコンパクトで、アクセスできる情報量が多いという相反する条件を備えた、オブジェ的なUSBメモリです。

まず、余裕をもって対応できる準備と心構えが必要でしょう。誰かしら必ずブースにいる体制を整え、突然取材依頼がきた場合でも、誰がどう対応するのかを決めておくことです。 取材対応で難しいのが、時間軸のあるメディアや映像。撮影時間が10分だとしても使われるのはほんの一瞬です。発声、身だしなみ、分かりやすいビジュアルによる訴求など、一瞬で好印象を与え、理解してもらえる工夫が必要です。

雑誌やWEBメディアの場合は、映像に比べると余裕をもって対応がしやすいです。ただ、撮影されることにも慣れたおいた方がよいかもしれません。立ち位置はフォトグラファーと会話をして良い場所を選びましょう。背景が整理されていて、ブランドネームが入り、顔や製品に照明が当たるという場所が一般には望ましいと思います。

ちなみに、取材されたからといって必ず取り扱われるわけではありません。番組や記事の意図にハマるものが扱われます。どのような主旨の取材なのかを確認し、取材の場で情報発信の仕方をアレンジできると扱われる確率は上がるかもしれません。

取材後は、「不明な点があれば気軽に連絡して欲しい」「窓口はここだ」、と伝えるようにしましょう。 あと、人的対応を補い、取材後のフォローツールとなるのがプレスリリースです。以下、プレスリリースを受け取る側からの個人的なリクエストです。

・文字はコピー&ペーストできる

・写真は商品単体やイメージ画像など数パターンほしい。WEBの場合は、縦位置は使いづらく、仮に縦位置しかない場合もトリミングして横位置にも対応できること

・配布方法は、USBかダウンロードURLを記載したカードが今の主流  ※CDやDVDは出張先のPCにドライブが付いていない場合がある

・封筒は内容が把握しにくい(私は好みません)

ちなみにプレスに流通向けのプライスリストを渡す必要はありません。

取材する側は数えきれないほどの展示を巡るので、思い出しやすく、かつ記事に加工しやすいツールを用意できるのが望ましいです。ただ、大きくて重いツールは敬遠されます。そういった理由もあり、ここ数年のトレンドは、目立つがコンパクトで、アクセスできる情報量が多いという相反する条件を備えた、オブジェ的なUSBメモリです。

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山崎泰

DIRECTOR

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A2

回答日
 2017.03.21

既存資料を事前にまとめ、さっとメディアに渡す

海外メディアに同行取材をした時に、ここぞとばかりに自社商品の説明ばかりする方がいました。本人にとっては「千載一遇のチャンス!」とばかりに、アピールされたのだと思います。ですが、メディア側は自分たちにとって必要な“ネタ”が集まらず、不機嫌な様子でした。一方で、既存資料を事前にまとめ、さっとメディアに渡した方がいたのですが、メディアは深く知りたいところだけを質問できるので、スムーズに取材が運びました。要は相手の手間を省く心配りと、相手が必要なことを端的に伝えることが大切と思います。

海外メディアに同行取材をした時に、ここぞとばかりに自社商品の説明ばかりする方がいました。本人にとっては「千載一遇のチャンス!」とばかりに、アピールされたのだと思います。ですが、メディア側は自分たちにとって必要な“ネタ”が集まらず、不機嫌な様子でした。一方で、既存資料を事前にまとめ、さっとメディアに渡した方がいたのですが、メディアは深く知りたいところだけを質問できるので、スムーズに取材が運びました。要は相手の手間を省く心配りと、相手が必要なことを端的に伝えることが大切と思います。

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澤田且成

DIRECTOR

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A3

回答日
 2018.06.14

プロの視点での「良さ」ではなく「なるほど感」を伝える

その道のプロが「良い」と思っているポイントは、一般の人にとって理解しにくいと考えたほうがいいでしょう。僕が大切にしているのは「なるほど感」です。メディア側が「記事にしたい」「番組にしたい」と思うのは、一般の人たちが「なるほど」と感じるポイントなんです。それを突き詰めれば、メディアが取り上げやすいキャッチーな言葉になります。

これは、商品のコンセプトづくりにも役立つ考え方だと思っています。売れる商品のコンセプトは、一般の人が欲しいと感じるポイントをカバーしているからです。僕が商品開発をするときはコンセプトシートを用意し、発想からターゲット、さらに市場や類似品といった項目をすべて埋めればコンセプトができあがるようにしています。これがメディア取材のときのネタ帳にもなりますので、興味がある方はぜひご相談ください。

その道のプロが「良い」と思っているポイントは、一般の人にとって理解しにくいと考えたほうがいいでしょう。僕が大切にしているのは「なるほど感」です。メディア側が「記事にしたい」「番組にしたい」と思うのは、一般の人たちが「なるほど」と感じるポイントなんです。それを突き詰めれば、メディアが取り上げやすいキャッチーな言葉になります。

これは、商品のコンセプトづくりにも役立つ考え方だと思っています。売れる商品のコンセプトは、一般の人が欲しいと感じるポイントをカバーしているからです。僕が商品開発をするときはコンセプトシートを用意し、発想からターゲット、さらに市場や類似品といった項目をすべて埋めればコンセプトができあがるようにしています。これがメディア取材のときのネタ帳にもなりますので、興味がある方はぜひご相談ください。

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浜野貴晴

CREATIVE DIRECTOR

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