2017.03.20

日本人デザイナーの力を経済の基盤に乗せて「商品化」する方法【後編】

デザイナーとモノづくりを進めるうえで大切なこととは?

2000年代を代表するデザイン・ベンチャーとして、数多くのアイデアを商品化してきたアッシュコンセプト。代表の名児耶 秀美さんに、日本人デザイナーとのモノづくりの進め方や、メイド・イン・ジャパンの魅力を聞いてみた。

*1

見本市

通称「ミラノサローネ」。グローバルなネットワークの場、デザインの発信拠点として知られるインテリア・デザインの見本市

「ミラノ・サローネ」は、毎年4月にミラノで開催される世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」の通称。正式名「Salone del Mobile.Milano サローネ・デル・モービレ・ミラノ」。「SaloneSatellite(サローネサテリテ)」と呼ばれる、事前審査を通過した若手デザイナーによる自主展示会場が設けられ、ユニークで意欲的なデザイナーの登竜門的存在となっている。同時期に、ミラノ市街でメーカーやデザイナーの自主的な展示もさまざまに行われる。画一的な出展条件がなく、展示の自由度が高いこれらを総称して「Fuori Salone(フォーリサローネ)」と呼ぶ。165カ国以上から31万人以上の来場者が訪れ、ドイツのケルン国際見本市を超える盛り上がりを見せている。

Salone del Mobile.Milano

イタリア・ミラノ

開催:毎年4月

https://www.salonemilano.it/