Q6

予算が少なくても海外に進出する方法はある?

4 answers

A1

補助金を活用するには、行政の方に自分たちの活動を知ってもらう

海外への渡航費や、展示会への出展費、施工費などは積極的に行政の補助金を活用しています。ただ、現地での食費や生活費まではまかなえないので、その辺の費用はバックパッカー的な生活をして抑えるのも一つの手段だと思います。
補助金を活用するには、行政の方に自分たちの活動を知ってもらうことが大前提。私の場合は、個人的に人脈を築き、飲みに行ったり、会議に巻き込んだりして、こちらの活動に興味を持ってもらうための種まきをしています。実るまでには時間を要しますが。

海外への渡航費や、展示会への出展費、施工費などは積極的に行政の補助金を活用しています。ただ、現地での食費や生活費まではまかなえないので、その辺の費用はバックパッカー的な生活をして抑えるのも一つの手段だと思います。
補助金を活用するには、行政の方に自分たちの活動を知ってもらうことが大前提。私の場合は、個人的に人脈を築き、飲みに行ったり、会議に巻き込んだりして、こちらの活動に興味を持ってもらうための種まきをしています。実るまでには時間を要しますが。

回答を全部見る

このAnswerが役に立ったら

小林新也

DESIGNER

このAnswerが役に立ったら

A2

回答日
 2017.03.21

補助金を効果的に活用するのが早道だが、まずは、本業の安定が第一

具体的には、補助金を効果的に活用するのが早道でしょう。特に、ステップアップの段階では、構想よりも補助金をベースに考えた方が現実的だと思います。私自身、当初はロンドンへ進出することだけを考えていたのですが、補助金を活用する中でシンガポールも視野に入れるようになりました。結果的には商談も成立し、新たな可能性を広げることができました。 ただし、補助金を受けることのみを優先するのはおすすめできません。まずは、本業をしっかりと安定させることが第一です。本業が安定しなければ、たとえ資金的には余裕があっても時間が足りなくなることもあるでしょう。毎月の目標売上げをしっかりと達成し、月に4~5日海外へ行っても問題ない状況を作り出せれば、たとえ予算が乏しかったとしても、しっかりと海外進出に取り組めると思います。

具体的には、補助金を効果的に活用するのが早道でしょう。特に、ステップアップの段階では、構想よりも補助金をベースに考えた方が現実的だと思います。私自身、当初はロンドンへ進出することだけを考えていたのですが、補助金を活用する中でシンガポールも視野に入れるようになりました。結果的には商談も成立し、新たな可能性を広げることができました。 ただし、補助金を受けることのみを優先するのはおすすめできません。まずは、本業をしっかりと安定させることが第一です。本業が安定しなければ、たとえ資金的には余裕があっても時間が足りなくなることもあるでしょう。毎月の目標売上げをしっかりと達成し、月に4~5日海外へ行っても問題ない状況を作り出せれば、たとえ予算が乏しかったとしても、しっかりと海外進出に取り組めると思います。

回答を全部見る

このAnswerが役に立ったら

堀口徹

ARTIST

このAnswerが役に立ったら

A3

回答日
 2017.03.24

予算がない状態で海外に進出するのはやめたほうがいい

基本的には、予算がない状態で海外に進出するのはやめたほうがいいです。日本でも商品がそこそこしか売れていなくて、しっかりと準備ができていないのに、補助金を受けることができたからといってうまくいくほど、海外進出は甘くありません。

JETROでも、展示会出展費用の半額を補助していますが、それでも海外の展示会に出展すると、1回に200万円くらいはかかってしまいます。しかも、あくまで展示会への出展だけですから、ビジネスとしてのフォローアップにかかる費用は別にかかります。単に海外の展示会に出展して、たとえ引き合いがあったとしても、しっかりとフォローアップしなければ何の生産性もありません。真剣に海外進出を考えるならば、最低限でも展示会の前後半年くらいはフォローしてくれる現地のエージェントを雇う必要があります。JETROの補助を活用しても、展示会費用で200万円、それにエージェント費用で月額最低20万円ですから約240万円。おおよそ500万円失う覚悟がなければ、海外進出を考えることはやめたほうがいいでしょう。

もちろん、「パリの展示会に出展しました」というのは、日本国内でのビジネスの箔付けにはなるかもしれません。しかし、それは本来の意味での海外進出ではありませんよね?

基本的には、予算がない状態で海外に進出するのはやめたほうがいいです。日本でも商品がそこそこしか売れていなくて、しっかりと準備ができていないのに、補助金を受けることができたからといってうまくいくほど、海外進出は甘くありません。

JETROでも、展示会出展費用の半額を補助していますが、それでも海外の展示会に出展すると、1回に200万円くらいはかかってしまいます。しかも、あくまで展示会への出展だけですから、ビジネスとしてのフォローアップにかかる費用は別にかかります。単に海外の展示会に出展して、たとえ引き合いがあったとしても、しっかりとフォローアップしなければ何の生産性もありません。真剣に海外進出を考えるならば、最低限でも展示会の前後半年くらいはフォローしてくれる現地のエージェントを雇う必要があります。JETROの補助を活用しても、展示会費用で200万円、それにエージェント費用で月額最低20万円ですから約240万円。おおよそ500万円失う覚悟がなければ、海外進出を考えることはやめたほうがいいでしょう。

もちろん、「パリの展示会に出展しました」というのは、日本国内でのビジネスの箔付けにはなるかもしれません。しかし、それは本来の意味での海外進出ではありませんよね?

回答を全部見る

このAnswerが役に立ったら

浜野京

ADVISOR

このAnswerが役に立ったら

A4

回答日
 2018.05.07

ECサイトでも、成果を出すにはそれなりの予算が必要。テストマーケティングはおすすめ

私は国内ECおよび越境ECの構築・運営を手がけていますが、ただ越境ECを開設するだけなら低予算でも可能です。

しかし、成果を出せるかどうかは別問題です。単に商品を並べているサイトは購買意欲を喚起させられませんので、ターゲット国のお客様のニーズに合わせて売れ筋商品、見せ筋商品を効果的に見せたり、サイトデザインやお客様への情報提供を工夫したりする必要があります。商品の魅力を伝えるためのコンテンツ展開も欠かせませんので、制作費用がそれなりにかかります。翻訳を間違えるとサイトの信頼度が下がりますので、ネイティブチェックも欠かせません。もろもろ含めると、実店舗を海外に展開するよりは費用を抑えられるでしょうが、低予算で済ませるのは難しいと思います。ただ、すでに海外で支持されている商品があって、配送体制なども整っているうえでの越境EC開設であれば、少ない予算で収益化まで持っていくことは可能でしょう。

また、トータルで予算を抑えるには、テストマーケティングもおすすめです。弊社のお客様の中で、海外のAmazonマーケットプレイスやeBayなどで商品をお試しで販売した後に、本格的に自社越境ECサイトを構え、かなりの成果を出した事例もあります。売れ筋の把握や価格の妥当性を把握する意味で、AmazonマーケットプレイスやeBayからはじめてみる。というのはおすすめです。eBayはオークション形式の販売もありますので、海外のお客様への対応力も磨かれると思います。

私は国内ECおよび越境ECの構築・運営を手がけていますが、ただ越境ECを開設するだけなら低予算でも可能です。

しかし、成果を出せるかどうかは別問題です。単に商品を並べているサイトは購買意欲を喚起させられませんので、ターゲット国のお客様のニーズに合わせて売れ筋商品、見せ筋商品を効果的に見せたり、サイトデザインやお客様への情報提供を工夫したりする必要があります。商品の魅力を伝えるためのコンテンツ展開も欠かせませんので、制作費用がそれなりにかかります。翻訳を間違えるとサイトの信頼度が下がりますので、ネイティブチェックも欠かせません。もろもろ含めると、実店舗を海外に展開するよりは費用を抑えられるでしょうが、低予算で済ませるのは難しいと思います。ただ、すでに海外で支持されている商品があって、配送体制なども整っているうえでの越境EC開設であれば、少ない予算で収益化まで持っていくことは可能でしょう。

また、トータルで予算を抑えるには、テストマーケティングもおすすめです。弊社のお客様の中で、海外のAmazonマーケットプレイスやeBayなどで商品をお試しで販売した後に、本格的に自社越境ECサイトを構え、かなりの成果を出した事例もあります。売れ筋の把握や価格の妥当性を把握する意味で、AmazonマーケットプレイスやeBayからはじめてみる。というのはおすすめです。eBayはオークション形式の販売もありますので、海外のお客様への対応力も磨かれると思います。

回答を全部見る

このAnswerが役に立ったら

住吉 優

PRODUCER

このAnswerが役に立ったら