Q16
3 answers
A1
回答日
2017.03.17
NYへのアプローチは、多種多様な民族に対して行う必要があります。NYはアメリカでありながら限りなくアメリカではありません。非常に合理的な価値観を持っている市民性に訴えかけるものでなければ、実績を作ることは難しいと考えます。一方でパリは、ヨーロッパの生活文化を踏まえてアプローチを行う必要があると思います。文化度の高い市民性に対して、私たち日本人独自の精神性や文化をストレートに伝えることができれば、浸透性も高くなると考えます。
NYへのアプローチは、多種多様な民族に対して行う必要があります。NYはアメリカでありながら限りなくアメリカではありません。非常に合理的な価値観を持っている市民性に訴えかけるものでなければ、実績を作ることは難しいと考えます。一方でパリは、ヨーロッパの生活文化を踏まえてアプローチを行う必要があると思います。文化度の高い市民性に対して、私たち日本人独自の精神性や文化をストレートに伝えることができれば、浸透性も高くなると考えます。
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A2
回答日
2017.03.21
NYやパリで選ばれたから、売れたからといって、ブランディング効果が得られるものではありません。
ブランドとは「特定の強いイメージを持つこと」、ブランディングとは「特定の強いイメージを持たせるためのさまざまな取り組み」です。NYやパリで売れることで特定の強いイメージを助長することはありますが、商材によっては他の国でも効果を得られる場合があります。
また、国ではなく特定のテーマや特定のショップ、特定のイベントなどもあるでしょう。大事なのは、一つひとつの施策に取り組む中で蓄積され、重なり、強くなっていくイメージを描きながらブランディングを高めていくことだと思います。
NYやパリで選ばれたから、売れたからといって、ブランディング効果が得られるものではありません。
ブランドとは「特定の強いイメージを持つこと」、ブランディングとは「特定の強いイメージを持たせるためのさまざまな取り組み」です。NYやパリで売れることで特定の強いイメージを助長することはありますが、商材によっては他の国でも効果を得られる場合があります。
また、国ではなく特定のテーマや特定のショップ、特定のイベントなどもあるでしょう。大事なのは、一つひとつの施策に取り組む中で蓄積され、重なり、強くなっていくイメージを描きながらブランディングを高めていくことだと思います。
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A3
回答日
2017.08.04
私は、海外進出を目指すならば展示会へ出展するのが早道だと考えていますが、プロダクトの価値をしっかり伝えられるかどうかでNYを選ぶのか、パリを選ぶのか変わってきます。
私はデザイン産品や伝統産品を主に手がけていますが、そのカテゴリーだとNYならば家具見本市のICFF(International Contemporary Furniture Fair)もしくはNY NOWへの出展を目指します。ただしICFFは、その前の月にイタリアで世界最大級の家具見本市であるミラノサローネが開催されますので、その縮小版になりがちです。NY NOWも同様に訪れるのは北米のバイヤーが中心ですので、インターナショナルに展開したいのであれば向いていないかもしれません。当然、日本国内へのブーメラン効果も薄くなってしまいます。
とはいえ、北米を狙うメリットもあります。ヨーロッパよりも即断即決の傾向があり、バイヤーが気に入れば初回でもバルクオーダーにつながることがあります。すぐにビジネス展開をして売上を立てたい人には向いているでしょう。また、たとえば芝生のiPhoneケース「シバフル」が、ラスベガスのガジェット系展示会に出展してヒットしたように、ターゲットが定まっているのであれば、そこに合わせて展開するのがいいでしょう。
インターナショナルな展開と、日本国内へのブーメラン効果を狙うのであれば、ヨーロッパ最大級のデザイン・インテリア関連見本市であるパリのメゾン・エ・オブジェが適しています。ただし、北米が即断即決の傾向にあるのとは対照的で、ヨーロッパのバイヤーは慎重にコミュニケーションをとってから取引しますので、バルクオーダーにつながるのは2~3年後になることも珍しくありません。その代わり、一度信頼関係を結べば長い付き合いになりやすいのも特徴です。
あとは、どれだけの思いがその地にあるかにも左右されます。ニューヨークに憧れていたのか、芸術の都・パリでアートに触れてフレンチを食べたいのか。ビジネスは継続が重要ですので、判断に迷ったら心に響くほうを選択したほうがいいのではないでしょうか。
私は、海外進出を目指すならば展示会へ出展するのが早道だと考えていますが、プロダクトの価値をしっかり伝えられるかどうかでNYを選ぶのか、パリを選ぶのか変わってきます。
私はデザイン産品や伝統産品を主に手がけていますが、そのカテゴリーだとNYならば家具見本市のICFF(International Contemporary Furniture Fair)もしくはNY NOWへの出展を目指します。ただしICFFは、その前の月にイタリアで世界最大級の家具見本市であるミラノサローネが開催されますので、その縮小版になりがちです。NY NOWも同様に訪れるのは北米のバイヤーが中心ですので、インターナショナルに展開したいのであれば向いていないかもしれません。当然、日本国内へのブーメラン効果も薄くなってしまいます。
とはいえ、北米を狙うメリットもあります。ヨーロッパよりも即断即決の傾向があり、バイヤーが気に入れば初回でもバルクオーダーにつながることがあります。すぐにビジネス展開をして売上を立てたい人には向いているでしょう。また、たとえば芝生のiPhoneケース「シバフル」が、ラスベガスのガジェット系展示会に出展してヒットしたように、ターゲットが定まっているのであれば、そこに合わせて展開するのがいいでしょう。
インターナショナルな展開と、日本国内へのブーメラン効果を狙うのであれば、ヨーロッパ最大級のデザイン・インテリア関連見本市であるパリのメゾン・エ・オブジェが適しています。ただし、北米が即断即決の傾向にあるのとは対照的で、ヨーロッパのバイヤーは慎重にコミュニケーションをとってから取引しますので、バルクオーダーにつながるのは2~3年後になることも珍しくありません。その代わり、一度信頼関係を結べば長い付き合いになりやすいのも特徴です。
あとは、どれだけの思いがその地にあるかにも左右されます。ニューヨークに憧れていたのか、芸術の都・パリでアートに触れてフレンチを食べたいのか。ビジネスは継続が重要ですので、判断に迷ったら心に響くほうを選択したほうがいいのではないでしょうか。
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