Q35

はじめての海外展示会、はずせない展示会は?

3 answers

A1

回答日
 2017.03.17

Ambiente(ドイツ・フランクフルト、2月開催)とMaison et Objet(フランス・パリ、1月・9月開催)

分野によりますが、Ambiente(ドイツ・フランクフルト、2月開催)とMaison et Objet(フランス・パリ、1月・9月開催)ですね。北米ならばNY now(ニューヨーク、2月・8月開催)でしょうか。

欧州での情報発信として2月のAmbienteと1月のMaison et Objetの選択は悩ましいかもしれません。Ambienteは、キッチン用品が強く、関連見本市であるInterior lifestyle Tokyo(東京、6月開催)とIFFT / Interior Lifestyle Living(東京、11月開催)との連携や、「ジャパンスタイル」というコーナーがあることで、日本からの出展者も多い。一方Maison et Objetは、インテリアのパリコレと言われるように華やかな雰囲気のイベント。家具業界においては4月のミラノサローネとの前哨戦という位置づけもあります。プレスクリプター(インテリアをコーディネートするデザイナー)を意識していることも特徴ですね。

ミラノサローネ(イタリア・ミラノ、4月開催)は、家具、照明、キッチンやオフィス家具などの世界最高の舞台。ただし、広大な見本市会場は名だたるブランドで埋め尽くされており、新規参入はかなり難しいと言われています。日本の家具メーカーでもミラノサローネに参加しているのは2,400を超える出展者のうち6社(2016年)を数えるのみです。 家具以外の様々な企業がミラノサローネ参加と称しているのは、ミラノサローネ期間中(ミラノデザインウィーク)にミラノ市内で独自展示をしているという意味です。100万人とも言われる来訪者を狙って様々な分野の展示が開催されます。当然、競争は激しいので、出店場所の選定をはじめ入念な戦略が必要でしょう。

分野によりますが、Ambiente(ドイツ・フランクフルト、2月開催)とMaison et Objet(フランス・パリ、1月・9月開催)ですね。北米ならばNY now(ニューヨーク、2月・8月開催)でしょうか。

欧州での情報発信として2月のAmbienteと1月のMaison et Objetの選択は悩ましいかもしれません。Ambienteは、キッチン用品が強く、関連見本市であるInterior lifestyle Tokyo(東京、6月開催)とIFFT / Interior Lifestyle Living(東京、11月開催)との連携や、「ジャパンスタイル」というコーナーがあることで、日本からの出展者も多い。一方Maison et Objetは、インテリアのパリコレと言われるように華やかな雰囲気のイベント。家具業界においては4月のミラノサローネとの前哨戦という位置づけもあります。プレスクリプター(インテリアをコーディネートするデザイナー)を意識していることも特徴ですね。

ミラノサローネ(イタリア・ミラノ、4月開催)は、家具、照明、キッチンやオフィス家具などの世界最高の舞台。ただし、広大な見本市会場は名だたるブランドで埋め尽くされており、新規参入はかなり難しいと言われています。日本の家具メーカーでもミラノサローネに参加しているのは2,400を超える出展者のうち6社(2016年)を数えるのみです。 家具以外の様々な企業がミラノサローネ参加と称しているのは、ミラノサローネ期間中(ミラノデザインウィーク)にミラノ市内で独自展示をしているという意味です。100万人とも言われる来訪者を狙って様々な分野の展示が開催されます。当然、競争は激しいので、出店場所の選定をはじめ入念な戦略が必要でしょう。

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山崎泰

DIRECTOR

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A2

回答日
 2017.03.24

JETROが出展している展示会

一口に海外展示会と言っても、インテリア中心のものや雑貨中心のものなどさまざまありますので、どのような商品を扱っているかにもよります。

とはいえ、もし初めての展示会でどこに出展すれば良いのかわからないのであれば、JETROが出展している展示会にしてみてはいかがでしょうか。JETROは費用対効果のある展示会のみに絞って出展していますし、サポートも行っていますので初心者には向いていると思います。同じように出展している事業者と交流することで、いろいろ教え合ったり、商品を混載させて輸送費を削減させたりといったことも可能です。

初めて海外進出をする場合、習得するべきことがたくさんありますので、同じ志を持つ仲間と出会えるのもひとつのメリットかと思います。

一口に海外展示会と言っても、インテリア中心のものや雑貨中心のものなどさまざまありますので、どのような商品を扱っているかにもよります。

とはいえ、もし初めての展示会でどこに出展すれば良いのかわからないのであれば、JETROが出展している展示会にしてみてはいかがでしょうか。JETROは費用対効果のある展示会のみに絞って出展していますし、サポートも行っていますので初心者には向いていると思います。同じように出展している事業者と交流することで、いろいろ教え合ったり、商品を混載させて輸送費を削減させたりといったことも可能です。

初めて海外進出をする場合、習得するべきことがたくさんありますので、同じ志を持つ仲間と出会えるのもひとつのメリットかと思います。

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浜野京

ADVISOR

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A3

回答日
 2018.08.22

ターゲットが絞りきれていないならば、規模の大きな展示会がベター

商材にもよるので一概にいえませんが、はじめての出展の場合、まだターゲットを絞りきれていない方も結構いらっしゃると思います。その場合は、規模の大きな展示会に出展して、幅広い国・地域のバイヤー・ディストリビューターと出会いながら戦略を組み立てていくのもいいのではないでしょうか。

たとえば、世界最大級の消費財見本市といわれていますアンビエンテは、約14~15万人の来場者のうち、半数が開催国のドイツ以外からの方々ですので、幅広い出会いが期待できます。また、デザインを重視したホール、大口取引向け商材を集めたホールなど、効率よく買い付けできるように整理されたレイアウトになっていますので、同じ商材を扱っているバイヤーやディストリビューターと出会いやすい環境になっています。

また、いろいろな海外展示会に出展している方からの声として、主催者がドイツ人というのがやりやすいというのはよく聞きます。国民性が影響しているのか、メールのレスポンスの早さなど、仕事がきっちりしていてスムーズに出展準備を進められると評判なので、ストレスなく出展したいと考えている方にはアンビエンテをおすすめします。

商材にもよるので一概にいえませんが、はじめての出展の場合、まだターゲットを絞りきれていない方も結構いらっしゃると思います。その場合は、規模の大きな展示会に出展して、幅広い国・地域のバイヤー・ディストリビューターと出会いながら戦略を組み立てていくのもいいのではないでしょうか。

たとえば、世界最大級の消費財見本市といわれていますアンビエンテは、約14~15万人の来場者のうち、半数が開催国のドイツ以外からの方々ですので、幅広い出会いが期待できます。また、デザインを重視したホール、大口取引向け商材を集めたホールなど、効率よく買い付けできるように整理されたレイアウトになっていますので、同じ商材を扱っているバイヤーやディストリビューターと出会いやすい環境になっています。

また、いろいろな海外展示会に出展している方からの声として、主催者がドイツ人というのがやりやすいというのはよく聞きます。国民性が影響しているのか、メールのレスポンスの早さなど、仕事がきっちりしていてスムーズに出展準備を進められると評判なので、ストレスなく出展したいと考えている方にはアンビエンテをおすすめします。

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川津陽子

COORDINATOR

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