サンプルを渡しただけで進展せず…。契約につなげるコツは？

サンプルが先方の手にわたったことで海外展開への扉は開いたと思います。ですが、その後のやりとりで、どのようにビジネスにつながる努力をしてきたかがポイントになりますね。「こんな色があったらいいのに」「すごくいいんだけど高いよね」などといった先方の声に耳を傾け、契約を成立させるためにどんな努力を積み重ねてきたのかが大切です。一体何が原因だったのか、何かを変えれば成立したのか、ダメだったという判断に行き着くまでにどんなアクションをしてきたのか、振り返ってみてはいかがでしょうか。

例えば、ハイブランドのバイヤーは世界中を回って欲しい商品を探しています。あなたの商品に興味があるという気持ちに偽りはないでしょうが、他にもたくさんのサンプルを集めているので、結果別の商品が選ばれたり、または保留にされたりします。今すぐ必要ないと、素材としてストックされることもあります。 ですので、私の場合はサンプルを渡す際にどこの店舗で扱われ、いつ頃発注が見込めるかを聞くようにしています。後日確認メールを送って返事がないようであれば深追いしないようにしています。